猫の歴史
こんにちは。
今日で2月も終わりですね。
子供の頃おばあちゃんが
「1月はいぬる(いぬる・・・広島弁で「帰る」)、2月は逃げる、3月は去る。」
と言っていたのを思い出します。
新しい年が明けてから3月までは、バタバタして忙しいので
すぐに時間がたってしまうということです。
子供の頃はよく分からなかったけど、今は身をもって納得しています。
さて、今日は古い時代の猫について少し。
現在のイエネコの祖先は、約13万1千年前に中東の乾燥地帯に生息していた
リビアヤマネコなのだそうです。
そして約9500年前のキプロス島(地中海にある島)の遺跡で、
人の遺骨とともに埋葬された猫の骨が発見されています。
これが人が猫を飼育していたと考えられる最古の形跡なんだそうです。
少なくとも9500年程前から人と猫は深い係わりをもってきたのですね。
古代エジプトでは猫は穀物倉庫やパピルス紙をネズミから守る役割を担い、
人にとって危険な毒蛇や蠍の天敵ということもあって、
次第に神聖な動物として崇められるようになります。
紀元前2000~1200年頃から神の化身として神格化され、
死後はミイラにされて埋葬されていたそうです。
その後ペルシャ帝国がエジプトに攻め入った時、
ペルシャ軍は自分たちの盾に猫を貼り付け、
それを見たエジプト軍は戦うことができなかったという
記録が残っています。
古代エジプト人がどれだけ猫を大切に思っていたかということが
よく分かるエピソードですね。
猫がその後、山を越え海を越え、
中東から日本にまでどうやって辿り着いたのか?
またの機会にお話ししますね♪
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